2012年10月よりテレビ音の新ルール
T032が導入されています。
番組と番組の間のCMの音が、びっくりするほど大きかったり、番組自体も音の大小があったり…。
そんなことがあっては、視聴者がテレビを落ち着いて楽しむことができません。
適正な音量で視聴者に優しい放送を目指すために、新しいルールが導入されています。
そこで必要なのがラウドネス値の測定
ラウドネスメータ完備しています。
弊社のラウドネスメータは「ARIB TR-B32」に準拠しています。
WAVファイルを測定するタイプの「T032適合判定ソフト」というフリーソフトもあります。
弊社にMAを依頼した場合、ラウドネス値の測定を同時に行うので時間のロスはありません。
また、過去の素材のラウドネス値の測定も行っております。
ラウドネス値測定
~30分 | ~60分 | ~90分 | ~120分 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
税別 | 税込 | 税別 | 税込 | 税別 | 税込 | 税別 | 税込 | |
ラウドネス値測定 | ¥3,000 | ¥3,300 | ¥4,000 | ¥4,400 | ¥5,000 | ¥5,500 | ¥6,000 | ¥6,600 |
※上記料金は、ラウドネス値の測定のみの料金となります。
MAを使用してのラウドネス値調節の作業については、当社までお問い合わせください。
T032に関するFAQ
Q. 演出上、あえて静かな作品にしたいけれど、どこまで許されるの?
平均ラウドネス値の目標値をターゲットラウドネス値といい、プラスマイナス1dBは許容範囲です。-28LFKS以上であれば、特記事項なく納品できます。-28LFKSを下回った場合でも,意図的に静かな作品にしている旨の特記が添えられてあれば、納品可能です。
Q. 平均ラウドネス値をオーバーしてしまった場合はどうしたらいいのか?
基準をオーバーしているので、リテイクを避けるために調整が必要となります。1dBのレベル増減は1LFKSのラウドネス値増減に相当するのを目安に調整するといいでしょう。ただし低い音量で制作した部分はさらに低く再生されてしまうので、注意が必要です。
Q. 生放送の場合も、平均ラウドネス値の測定は必要か?
もちろん生放送の場合も、ターゲットラウドネス値のことを頭に入れながら制作する必要があります。今までどおりのVU計でのミキシングをしていれば、ターゲットラウドネス値を大きく外れることはありませんが、平均ラウドネス値を確認しながら作業するといいでしょう。